☆ http://sun.s15.xrea.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.2━☆ 「経済学はビジネスの武器だ」創刊号 平成15(2003)年 1月28日 ……………………………………………………………………………… ◇◇◇◇◇『国債を家庭の借金に例えるのは間違いだ1』◇◇◇◇◇ ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆ ◆◇ もくじ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □ 大勢の皆さんのご登録ありがとうございました! □ 今回のテーマ「日本の国債を家庭の借金に例えるのは間違いだ」第1回 □ サイト更新情報「不良債権と景気」 □ 便利なサイト情報「インターネットアーカイブ」、「AAA!Cafe」 □ 編集後記−「ほっと一息」 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┏━━┓ 今回からこのメールマガジンをお読みいただいている皆さん、 ┃\/┃ はじめまして。管理人のSunと申します。創刊号をお届けします。 ┗━━┛ まずはじめに、お礼から申し上げます。正式な創刊前に、すべての配信シス テムを合わせて1000人を超える皆さんにお申し込みいただきました。本当にあ りがとうございます。全く思ってもいなかったほどの人数ですので、うれしい と共に責任を感じ少し戸惑っています。 創刊準備号をお読みいただいた方は、末尾に「めざせ1000部!」と書いてあ ったことに気が付かれたかもしれません。経済関係のメールマガジンは、どち らのマガジンを見てもなかなか大部数になることは難しいことは知っていまし たので、長い目で見た、ちょっと高めの目標として「1000部」という数字を出 したのでした。正直いいまして、真面目にこつこつとやれば、時期は判らない けれども数ヶ月後にはどうにかなるという、漠然とした自信はありましたが、 こんなに早く手が届いたとは感激です。読んでくださる皆さんに本当に感謝し ます。ありがとうございました。 さて、このメールマガジンを申し込んでいただいた方のうち、数人の方から 直接メールをいただきました。 ほとんどの方が私の「ビジネスの武器としての経済学入門」サイトをご覧い ただいた方で、ありがたいことに創刊準備号もじっくり読んでくださったので した。その上で、内容はなかなかいいと思うなどととりあえずほめてくださっ た上で、「しかし、もう少し具体的で、新聞などに出ている時事問題に直結し たメールマガジンであればなおいい。」と皆さんがおっしゃるのです。 こういったお便りにはちょっと考えさせられるところがありました。元々の 私の考えでは、もちろん時事問題も扱うつもりでしたが、その時には時事問題 の背景に流れる「理論的なもの」にむしろ焦点を当ててじっくり考えていくつ もりでした。はじめに申しましたように、少ない発行部数でのんびりやろうと すれば元々の方針通りでも良いのかもしれませんが、しかし、メールでご意見 をいただいたように、確かにそれではちょっと抽象的になりすぎる感じもしま す。 そこで、今後は、創刊準備号の路線から多少の軌道修正をいたします。もう 少し具体的なトピックを中心にお話ししていきます。大学の講義でいえばちょ っとした脱線話、白書でいえば囲み記事という雰囲気でしょうか。もちろん、 その場合でも理論的な裏付けにはきちんと注意を払いますのでご安心ください。 また、創刊準備号の市場メカニズムに関するお話しも今回のテーマを終えてか ら続けていくつもりです。 メールをくださった皆さん、あるいは掲示板に書き込んでいただいた皆さん には本当に感謝します。どうもありがとうございました。これからもご意見を どんどんお寄せください。待っています。 さて、今回のテーマは、「日本の国債を家庭の借金に例えるのは間違いだ」 の第1回です。それでははじめます。今日もよろしくお願いします。 管理人Sun 平成15(2003)年 1月28日 ▽ ▽ ▽ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇ 今回のテーマ「日本の国債を家庭の借金に例えるのは間違いだ」第1回  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ○一見、説得力のある「国債は家庭の借金」という表現だが・・・ 最近、財務省(旧・大蔵省)から「個人向け国債」というものが新たに発 行されることが決まりました。これは、簡単にいうと変動金利の小口の国債 で、個人に直接販売することを目的とした商品です。満期は10年で、発行 額は3000億円程度。販売単位をこれまでの5万円から1万円と下げて、 個人にも買いやすくしたのが大きな特徴です。 昔なら変動金利の商品はリスクがあるとして避ける人が多かったわけです。 あるいは、変額保険の被害の問題を思い出される方も多いでしょう。が、時 代の変わるのは早く、もはや政府財務省までが変動金利商品を売り出す時代 になったのです。 このように我々を取り巻く経済の環境は変わって来つつあります。私のウ エッブサイト「ビジネスの武器としての経済学入門」でも書いていますが、 好むと好まざるとにかかわらずリスクを取らないと大きなリターンが期待で きない、そういう時代になってしまったのです。 そこで、話はもどりますが、今回は、我々の生活にも関係する国債に関し てお話しをします。 ちなみに国債というのは、国が利息を払って借金をするために売り出す債 券で、まあ一種の借用証だと思えば間違いはありません。なぜ国が、お札を 刷らずになぜ国民や企業から借金をするのかというと、簡単にいうとお札を 余計に刷ってしまうと、物価が上がってしまうので、それを避けるためです。 そして、国が国民や企業、時には外国から借金をしている状態を、企業や 家計が赤字であるのと同じような状況であるとして「財政赤字」と呼びます。 今回は、このあたりのことは、あまり厳密に考えずにイメージを持っていた だければ大丈夫です。インフレやデフレの話はまた別の機会にしたいと思い ます。 さて、マスコミで、その「財政赤字」が拡大したりすることに反対する論 の中で、日本政府の財政を一家の収入と支出の関係にたとえ、「政府が国債 を発行することを、家庭が銀行や消費者金融から借金することと同じである。 」と表現することを聞いたことがあると思います。 また、そのたとえのバリエーションとして、例えばこのような表現を聞い たこともあるのではないかと思います。つまり、「現在の日本政府の国債の 発行残高は、○○○兆円で、これは一家庭につき○○万円の借金があること と同じである。」といった表現で、多くの場合、「我々は子孫に借金を残す べきではない。」といったいかにも日常生活に基づくような、倫理的に受け 入れやすい結論が付いてきます。 ちょっと聞くと説得力があるように聞こえますが、この「国債は家庭の借 金と同じだ」という言い方は、実は、ほとんど国内で国債が「消化」されて いる(変な表現ですが、「最終的な買い手が日本国内の企業や個人である」 という意味です。)日本の場合は正しくないのです。 ○海外投資家が国債を買っていれば、国債は家庭の借金と同じ ではまず、「国債が借金と同じ意味になるケース」を考えてみましょう。 結論を先取りしますと、それは国債の発行が、国外の人々からも大量に購入 されているケースです。米国やアルゼンチンなどの発展途上国のケースがこ れにあたります。この場合には、「国債は家計にとっての借金である」とい うたとえがぴったりと当てはまります。 では少し具体的に考えてみましょう。国を家庭に当てはめると、国債を発 行して外国の人に買ってもらうということは、ちょうど家庭の財布の紐を握 っているお母さんが、今年、銀行や消費者金融から借金をして、来年返済す ることと同じになります。 つまりこの場合は、来年、かなり高い利息をつけて返済しなければなりま せんが、その時には、お金が家庭から(つまり国の場合には外国に)出てい ってしまうことになります。これは、来年、収入から返済しなければならな いわけですから使えるお金が減るわけで、まさに国を家庭に例えた場合、今 年はお金を借り入れたので一息つけるのですが来年は借金返済のために家庭 が貧乏になることと同じです。
○さらに事態を複雑にする為替レートの動き さらに、国債の場合には、家庭以上に不利な条件があります。それは「為 替レート」の問題です。 来年返済する場合には、自国の通貨から外国の通貨に両替をするわけです が、その場合自国の通貨を売って、外国の通貨を買うことになります。この 取引の結果、自国の通貨が売られたため安くなり、他国の通貨は買われたた め高くなります。これが、通貨の売り買いをもとにした為替レートの基本的 な動き方です。 つまり、品物の値段はその品物の需要と供給によって決まりますが、通貨 という商品もやはり需要と供給で値段(他の通貨との換算率のことです)が 決まると考えられます。 これからの話は複雑なのですが、今後、その国の通貨が安くなることが明 白な場合には、外国からの投資は行われにくくなります。 なぜかといいますと、例えば中国への日本からの投資は、日本円を中国の 通貨である人民元に両替をして中国に工場を造ったりして投資を行うわけで すが、さて、ここで、じっくり考えていただきたいのは、もしあなたが、中 国に工場を造ろうと考えている日本人社長だったとして、将来、人民元が日 本円に対して安くなる(例えば来年には、人民元の価値が半分になるとしま しょう)ことが確実な場合、何が最善の判断でしょうか。 当然、今年投資するよりも、人民元が円に対して減価した来年投資する方 が得するということになりますから、少なくとも今年は投資するのはやめて おこうかということになります。また、工場よりももっと短い期間の投資( 中国企業が人民元で発行した株式や債券などを投機の目的で今年買って、来 年もうけを確保したい場合など)の場合には、来年の人民元の為替レートが 半分になってしまえば、株式や債券自体にどんなに高い配当がついたとして も壊滅的損失になります。 ○将来、その国の通貨が安くなると期待されると国債が売れなくなる これらのことを同時に考え合わせるとどうなるでしょうか。「将来、その 国の通貨が安くなることが予想されると、その国の発行する国債を買う海外 投資家はいなくなる。」というのが答えになります。 つまり、投資した時点と比較して、収益を回収する時点で人民元が安いな らば、円での手取りが少なくなってしまい、日本から中国に投資した人は大 損をするわけです。 これは国債を海外の投資家に買ってもらわなければならない発展途上国に とっては致命的なことです。(このあたりの為替の動きと海外からの投資の 動きの関係は、国際経済の動きをみるうえで大変重要になってきますので心 にとどめておいてください。)ということで、「国債を海外で消化している 場合には、国債というものは家庭でいう借金と同じで悪いものだ」と考えら れるわけです。 ○では、国債が、国内中心に購入されている日本のケースはどうか? さて日本の場合ですが、ほとんどの国債は国内で消化されています。つま り、日本国政府が発行した国債を日本国民や日本企業が買っていることにな ります。 この場合、例えていえばお母さんが借金をしているとはいっても、家庭の 外の銀行や消費者金融からではなく、いわば同居人で、共働きをしているた めに独自の収入があるお父さんから借金をしていることにあたります。 確かに、将来、お母さんの借金は利息をつけてお父さんに返さなければな りませんが、借金を返したといっても、単にお母さんからお父さんへと元本 と利息をつけた合計の金額のお金が動くだけのことで、借用証書(国債の債 券そのものです)とお金が交換されて家庭内で右から左へ動くだけの話です。 お母さん、お父さんを個別に見ればお金の出入りはありますので、共働き 家庭なら、お金の貸し借りでいろいろな問題が出てくると思いますが、家庭 全体で見れば特に貧乏になったわけでも金持ちになったわけでもありません。 また、家庭(日本国)の外にお金が流れていくわけではありませんから、そ こには先に述べた為替レートのメカニズムがもたらす複雑な問題が入り込む 余地はありません。 ですから、国債が国内中心に消化されている日本の場合は、「国債は、家 庭でいう借金とはちがう」と考えられるわけです。 ○なぜこういう表現が使われるのか?他には問題はないのか? このように、日本の国債を家庭の借金にダイレクトに例えるのはまちがっ ているのですが、次回は、この正しくない表現がなぜマスコミによって使わ れているのか、なにがこの表現の背景に隠れているのかについて探ってみた いと思います。 また、少し、先ほどお話ししましたが、仮に、共働き家庭だったとして、 お母さんがお金を借りたお父さんが実はリッチな社長、弁護士.etcで、お母 さんは貧乏だったらどうなるでしょうか?また逆に、お母さんがお父さんか らミシンを買うと称してお金を借りて買ったものが、実は、ひそかに狙って いたグッチのハンドバッグだったらどうなるのでしょうか。家庭の平和は保 たれるでしょうか。また子どもがいたら彼(女)はどう思うでしょうか。浪 費に走る母親を冷ややかな目で見つめているのでしょうか。 次回以降のメールマガジンでは、こういったさまざまなことついてお話し します。 ▽ ▽ ▽ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ◆◇ 『ビジネスの武器としての経済学入門』サイト更新情報  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「経済のトピックス」に「不良債権と景気」を追加しました。ご関心のあ る方はご覧ください。 私の不良債権に関する見方は、ちょっと醒めていて「不良債権処理が進ん だとしても必ずしも景気は良くならないのではないか」というものです。 つまり、最近の不況の大きな原因は、消費者の収入自体が減ったことによ るのではなく、日本の将来といったさらに大きな問題に関して期待がもてず、 その結果、消費を行う気にならなくなっているのではないかと考えています。 もし私の考えが正しいとしますと、景気対策を打っても短期的には効果が 出るとしても長期には、消費が伸びないわけですから、まったく無効だとい うことになるでしょう。 もちろん長期的には不良債権処理は大変重要です。しかし、我が国は銀行 による間接金融の比率が極めて高いことが特徴ですから、これをきっかけに 企業が債券などを直接市場に販売する直接金融に移っていくのではないかと 思います。長い目で見ればそちらの方が自然でしょう。 「貸し渋りをする銀行なんかいざというときに頼りにならない」ということ が今回の不況で身に染みて得られた教訓の一つになるのではないでしょうか。 なお、この他にも、サーチエンジン検索窓を追加するなどの細かい変更は 常時行っています。そちらの方もよろしければご利用ください。 「ビジネスの武器としての経済学入門」不良債権と景気 http://sun.s15.xrea.com/topics/topics04.html ▽ ▽ ▽ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ◆◇ 便利なサイト情報  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 今回のサイトは、「インターネットアーカイブウェイバックマシーン」と 検索エンジンの「AAA!Cafe」です。 「インターネットアーカイブウェイバックマシーン」は、「ビジネスの武 器としての経済学入門」のサイト内でも紹介していますが、利用者の多いサ イトについて、過去のある時点でのサイトの内容を合計で100億ページ以上も アーカイブ(インターネット上の書庫)内に収録してありますので、過去の サイトの内容をURL(例えば創刊準備号で紹介した「野口悠紀雄オンライン」 ならhttp://www.noguchi.co.jp)を入力することなどによって得ることができ ます。英語サイトですが、単にURLを打ち込むだけで別に変わった使い方が必 要なわけではありません。 検索エンジンのAAA!Cafeは、検索エンジンとしては取り立てて論じるほど の検索能力はないのですが、このInternetArchiveに、検索結果にある「過去 の内容」というボタンを押すことによって簡単にアクセスできます。 さて、さっそく「ビジネスの武器としての経済学入門」とURLを入力して検 索してみましたが、残念ながら両者ともに検索できませんでした。昨年12月 下旬運用開始ですから当たり前のことですがちょっと寂しいものです。まあ、 GoogleやYahoo!、excite、attayo!などでならちゃんと検索結果にでてくるん ですが・・・ この「過去のサイトの内容が誰の目にもチェックできる」というのは言論 の自由という観点からもとても重要ではないでしょうか。例えば、社民党の サイトのように、過去の公表資料を自己都合でどんどん抹消していくサイト についてこれらのサイトを使えば過去の状態を観察することができます。 私のサイトも、経済や社会の環境が変わったからと称して発言内容を変え るようなことがないように、時流に流されず、きちんとコミットして一本筋 を通していきたいとつねづね考えています。 ○参考リンク: 「インターネットアーカイブ ウェイバックマシーン」 http://webdev.archive.org/index.php 「AAA! Cafe」 http://www.aaacafe.ne.jp/ 「ビジネスの武器としての経済学入門」サーチエンジン一覧 http://sun.s15.xrea.com/search02.html#InternetArchive ▽ ▽ ▽ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ◆◇ 編集後記-「ほっと一息」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「はじめに」にも書きましたが、予想をはるかに上回る数の申し込みをい ただきました。これは何かの間違いじゃないかとか、あるいは、説明文に「 小泉内閣の構造改革」という言葉を入れていたので、まさか、このメールマ ガジンが「小泉内閣メールマガジン」なんだと思っている人もおいでではな いかとか、今でもすこし本気で心配しています。本業は別として完全に個人 としての資格で書いていることはもちろんのことです。 そのせいか、今回はちょっと力が入ってしまって、内容がずいぶん長くな ってしまいました。ちょっと読みにくいと感じる方もおいでかもしれません。 これからは長くても、せいぜいサンプル版の創刊準備号程度の長さにしたい と考えています。 いずれにせよマイペースでベストをつくして進めていきます。読みがいの あるものにしていきたいと思いますので、ご意見やご希望があればメールや 掲示板でお気軽にお知らせください。お待ちしています。これからもよろし くご愛読お願いします。それではまた来週お目にかかります。 ▽ ▽ ▽ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇本メールマガジンは週一回、毎週火曜日発行です。 ◇次回は2月4日発行予定です。 ◆発行者 管理人Sun: suns15xreacom@clubaa.com ◆『ビジネスの武器としての経済学入門』: http://sun.s15.xrea.com/ ◆登録と解除:http://sun.s15.xrea.com/mm/mmindex.html このメールマガジンは、『まぐまぐ』『めろんぱん』『メルマガ天国』 『melma!』『Pubzine』『カプライト』『ティアラ』『AMDS』『Posbee』 『Macky!』『Mailux』『E-Magazine』『ポストマガジン』『マリンネット』 以上の各配信システムを利用させていただいています。 ○総配信部数 1093部 (1000部という長期目標を達成!) こんなに早くとは考えもしませんでした!ありがとうございました! ――――――――――――――――――――――――――――――――――― -----------------------------☆「経済学はビジネスの武器だ」☆ Vol.2 --
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