「現代日本経済論」講義ノート目次とお断り
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はじめに

ここでは、私が平成13年まである私立大学の経済学部専門科目「現代日本経済論」の講義を担当した際に配布したレジュメ、すなわち講義ノートを、原則として手を入れずそのまま収録しました。実際に配布した期日は各ページに記入してありますが、原則的に平成12(2000)年度の講義のものです。

学部の講義ですので、独創性を発揮する余地はあまりなかったのですが、マクロ経済政策については、必要以上の財政緊縮政策を取ったという政府、特に財政当局の政策判断のミスに対して極めて厳しい評価を下し、ミクロ政策に関しても、政府の過剰な規制の弊害を強調しつつも、ともすれば暗く考えがちな日本経済の将来については必ずしも暗いものではないというメッセージが中心となっていました。

このレジュメは、講義中に学生諸君が講義の内容をノートに取ることに気を取られて、ともすれば講義に集中できないことにどうすれば対応できるかと考えた結果、いわば講義ノートの代わりとして私が各授業ごとに各人に配布したものです。幸いにして好評でしたので、多少なりとも学生諸君のお役に立てたと思います。

この講義は、日本経済新聞社発行「ゼミナール日本経済入門」中谷巌先生のベストセラー日本評論社発行「入門マクロ経済学」を教科書として使用しましたが、講義要綱にあるように、主として経済学部の3、4年生を対象に現実の経済現象を取り上げつつ経済学の理論に基づく分析を加えて講義をしたものです。

そのため、単に経済理論や現実のデータのみに偏ることなく理解してもらえるように自分なりの工夫を加え、できる限りわかりやすく、現実に即して、また日経新聞などの新聞の経済欄を読む際の理解の助けとなることができるように意識して作成しました。

週一回90分の通年講義でしたのでかなりの分量となっていますが、当時の講義の性格などさまざまな制約の下で作ったものですし、また毎回の講義の進み具合によってかなり重複した部分も多くなっています。勉強不足だった点や、今だったらこう書くという箇所もかなりありますが、敢えてそのままにしています。今後、何らかの形で手を入れていきたいと思います。

各回の講義ノートには、本サイト内を検索できる検索窓をつけてありますので、ノートを読んで、ちょっと気にかかる単語があった場合などはこれを使って手軽に検索することができます。また、そのままGoogleやYahoo!をはじめとした外部のインターネット検索エンジンでも検索ができます。どうか経済用語や経済学の研究にお役立てください。

お断り

この講義レジュメは、当時の講義レジュメを、当時のデータや記述をそのままの形で、何ら内容の保証を伴わずに掲載しております。また、原稿を当時MSワードで作成しましたので、機種依存文字が一部に使用してありますことをご了承ください。

そのようなことはないだろうと思いますが、本ウエッブサイトの他のコンテンツと同様に恐縮ながら著作権は放棄しておりませんので、この内容を私に断りなく、転載なさることや講義等にご使用になることはご遠慮ください。

なお、講義内の意見にわたる部分につきましては全く個人的なものであり、私が過去もしくは現在所属する組織の見解とは一切関係はございません。また、内容に関してご質問をいただきましても残念ながらお答えいたしかねますので、以上につきましてご了承いただける方のみご覧ください。

目次

  1. 講義要綱
  2. はじめに
  3. 経済学とは
  4. 日本経済の現状
  5. 景気を読む1
  6. 景気を読む2
  7. 経済成長とは何か
  8. 物価と市場経済1
  9. 物価と市場経済2
  10. 高齢化時代の財政1
  11. 高齢化時代の財政2
  12. 財政の役割と仕組み
  13. 金融機関と不良債権
  14. 国際経済と日本の貿易1
  15. 国際経済と日本の貿易2
  16. 通貨問題
  17. 変わる産業構造
  18. 日本型経営
  19. 近代経済学と環境問題


講義要綱  はじめに
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Last Updated 12 January 2003